本好きにとって頭を悩ませる問題といえば、収納ではないでしょうか？文庫本、ハードカバー、雑誌や漫画、写真集…大きさも高さもデザインもまちまちな本は、スマートに収納するのが難しいと感じている方も多いはず。そこでこの記事では、おしゃれに見える本の収納テクニックについて解説していきたいと思います。

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「見せる」本の置き方とは

ぎゅうぎゅうに詰め込んだ本棚は、どうしても乱雑な印象を与えてしまいがち。本の収納は、ただ並べるのではなく、「見せる」ことを意識して置き方を工夫するのがおすすめです。

基本は「ジャンル別」「高さ別」

本の収納の基本は、まずジャンル別に分けること、そして高さが同じものを揃えて並べることです。作者の名前別や出版社別に分けるという方法もおすすめ。ジャンルごとに整頓され、高さが揃っているだけでもかなりすっきりとした印象になるはず。

「平積み」を取り入れる

海外などでもよく見られる手法が「平積み」です。本の背表紙を前にして横向きに積むだけですが、洋書であれば背表紙が横書きなので表紙の文字が読みやすいという利点もあります。また、本の横なだれを防いでくれるので、ブックエンドの役割も果たしてくれますよ。横置きの箇所を挟むだけでリズム感が生まれ、一気におしゃれな雰囲気に。

目立たせたいものは「面出し」で

よく本屋さんなどでも使われている「面出し」というテクニック。本の表紙を見せるように立てかける方法です。表紙のデザインが気に入っているものやお気に入りのものは「面出し」で目立たせてしまいましょう。

グラデーションを作ってみる

簡単におしゃれに見せる方法の一つとして、グラデーションを作るという方法があります。ただ高さやジャンルを揃えるだけでなく、グラデーションになるように並べることで、おしゃれ感を高めることができます。

おしゃれに見せる本の収納テクニック

並べ方以外にも、本の収納をおしゃれに見せるテクニックがあります。簡単にできるおすすめの方法は以下の4つ。

余白を作って抜け感を

本はぎゅうぎゅうに詰め込まず、あえて本を置かない余白を作ると、抜け感が生まれておしゃれな印象に。収納スペースの関係でどうしても詰め込まざるをえない時は、高低差をつけて空間を生み出すと圧迫感を抑えることができます。

おしゃれなブックエンドを使う

本の収納に欠かせないブックエンドのデザインにこだわると、まるでショップのディスプレイのようにおしゃれな印象を与えることができます。洗練されたデザインのブックエンドを探すのもいいですが、例えば重みのある鉢に入った観葉植物をブックエンド代わりに置いてみたり、アイアン製のオブジェを使うなど、雑貨で代用しても素敵ですよ。

雑貨をプラスして映える収納に

平積みにした本の上にちょっとした雑貨をプラスすると、思わず写真におさめたくなるような“映える”収納に早変わり。エアープランツやガラスの置物、小さなフィギュアなど、お気に入りの雑貨をディスプレイするだけで雰囲気が高まりますよ。

本棚以外の収納を活用する

「本は本棚に収納する」という固定概念を取り払って、本棚以外に収納するという方法もおすすめです。例えばウォールラックやワイヤー製のカゴ、テーブル下の収納など、アイデア次第でどこでも本の収納場所として利用できます。本棚以外の場所に分けて収納する時は、ごちゃっと置くのではなく、統一感のある本を数冊ずつおしゃれに収納することを意識しましょう。

本のディスプレイを楽しもう

本を片付けるという意識ではなく、ディスプレイを楽しむという考え方にシフトすると、本の収納が何倍も楽しくなります。ちょっぴり置き方を変えるだけでも印象は変わるので、まずは自分のできそうな方法から試してみてくださいね。