誰にでもわかる言葉で

 

 

はじめまして「本好きアートなインテリア」TADAHIRO KANDORIです。

 

現在４１歳、愛知県名古屋市に拠点を構え活動をしています。

 

突然ですが、

 

「本は好きですか？」

 

ぼくは、

 

「本が好きです。」

 

知らなかった物事。

 

心にいつまでも残る言葉。

 

どんどん引き込まれていくようなストーリー。

 

そんな作家さんの一人に

 

 

「村上春樹」さんがいます。

 

ご存知、日本を代表する作家で、毎年ノーベル文学賞を期待されている作家さんです。

 

こんな「考え方」があります。

 

 

僕自身が最も理想的だと考える表現は、最も簡単な言葉で最も難解な道理を表現することです。

村上春樹　『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』p.33

 

 

 

「最も簡単な言葉で難解な道理を表現する。」

 

 

「簡単な言葉」を、「手に入れやすい素材」へと置き換えてみる

 

 

 

 

 

この考え方は、とても好きな考え方の一つ。

 

難解な言葉や、専門用語をこれ見よがしに並べ書いてある文章よりも、

 

平易な言葉で、イメージしやすい「たとえ」が散りばめられた文章の方が

 

どこか親切で、登りづらい塀の前に階段を差し出すような

 

やさしさを感じる。

 

村上春樹はたくさんのことを教えてくれる

 

それは、文章や面白さや、知識の垣根を越えて

 

生き方や、考え方、友情や、痛みや強さなど

 

いろんな物事が「詰まっている」

 

その一つのカケラを取り出して

 

アート作品やインテリアに

 

召喚しようと

 

日々、励んでいる。

 

 

「最も簡単な言葉」で「難解な道理」を表現する。

 

 

この言葉を眺めているとこんな考えが浮かんでくる

 

 

「誰もが手に入れることのできる部品」で「見たことのない逸品」を創造する。

 

 

映画「セッション」はDVDを買ってたくさん観る

 

 

いい作品は、何回観ても触れても良さを感じることができるし、

 

学ぶことがある。

 

いつか自分の作品も

 

何回見ても、何度触れても、どんなに使っても、

 

良さを感じることのできるものを

 

創ることができたらどんなに幸せなんだろうと考えてしまう。