お客様の声 | TADAHIRO KANDORI(タダヒロカンドリ）

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○ 高校1年のころの話・・しばら

○ 高校1年のころの話

・

・

しばらく辞書のことばかり書く。

・

・

どうして、手書きで書くのか。

・

ワードが思うように扱えないので

手書きってのがほとんどなんだけど

・

高校1年の頃

クラスにいつも

「ノート」をめちゃくちゃ

キレイにまとめる「博士」っていう

子がいた。

・

・

もちろん、

中学生にして、

飛び級で博士号をとってしまった

とんでもなく優秀な天才

って人ではなく、

・

「黒縁メガネ」をかけた

ヒョロリとした男性だったから

クラスでは

一瞬で「博士」というあだ名がついた。

・

なぜか、その後

バスケ部のマネージャーになり

なんだかんだと

ご縁が繋がる不思議な人だった。

・

・

その「博士」が

もっとも活躍する時がある。

・

それが

「テスト前」だった。

・

クラスのほぼ、

半分くらいの人が

博士のノートを「写して」

そのノートを歯抜けにして

その歯抜けの部分を

覚えるということを

みんなしていた。

・

・

はい。

自分も漏れなく

「博士」のノートに

どれだけ助けられたことか。

・

何度も何度も

テスト前に

博士のノートを借りることになる。

・

あまりの需要の激しさのあまり

「博士」のノートが

回ってこなくなる。

・

そりゃそうだ。

クラス中のほとんどが

「博士のノート」を写していく

1日かけて写しても

20日間は、最後の人までかかってしまう。

テスト週間になると

20日は、あまりにもキツイ。

・

・

ある時、

気づいてしまった。

あの美しすぎる「博士のノート」を

自分が

「最初」から作ることは

できないのだろうか！？

・

・

それからというもの、

博士のノートの特徴を

分析し、研究した。

・

あの頃、

多分、だれよりも

博士のノートに詳しかったのは、

自分だったと自負している。

・

・

その時の経験から

「手書き」の文字っていうのは、

なんだか、温かみとか読みやすさとかを

超えて、しっくりとくるアートのような

モノを感じていた。

・

・

最近、

「CELINE」の店員さんと

話をした。

この白いTシャツに

黒い文字で

「CELINE」と書いた

シンプルなTシャツの

ブランドロゴを指して

店員さんがこう言っていた。

・

もう、すでに

ロゴが「アート」ですからね。

・

・

文字は、アートになっているのであれば、

その文字を、アートのように

まとめた「博士のノート」は

あのときから

アートだったのかもしれん。

・

・

・

あー。

このハンバーグも

アートだった。

しかも旨くて、安い。

・

・

#博士のノート

○辞書について・・はーい。・

○辞書について

・

・

はーい。

・

今日、神鳥工業から若い人が一人辞めてしまいましたー😱

・

・

だれかー！働きにきて〜。

・

・

と、いうことで

辞書のことを

話そうと思う。

・

・

今では、本を読むことに

あまり抵抗はなくなりましたが、

その昔、ある日、あの時の、神鳥さんは、

・

ちょっと、ページをめくるだけで

2秒であくびを出していました。

・

小説なんて、まるでダメ。

エッセイや、ノンフィクションなど

オールジャンル睡眠薬でした。

・

（結構、今でもあくびは、よくする【安心できる人だとわかると出すらしい】←あなたに退屈ということではないらしい。本人しらべ）

・

・

なんとなく、眠らずに読むことができる本が

「名言集」的なやつでした。

・

・

それなりに、

読んだ気になるし、

まあまあ、すごい人が

タメになることを喋っとるから

それはそれは、

トントン拍子で食が進む。

・

・

名言集を読んでいると、

オスカーワイルドと、

ゲーテ、村上春樹。

このあたりの、名言が自分に

ビシバシ来る。

・

・

と、いうことで

オスカーワイルド。

ゲーテ。

村上春樹。

それぞれの作者の本を

自分なりに「名言を探す」ために

読んでみたら、

名言集で「コレいいなぁ」って思うもの以外に

自分自身に響くものが

出てくるのかもしれん。

・

そう考えて、

オスカー・ワイルドの

『ドリアンを食う、松造』や、

ゲーテの

『色彩論』とか、

中でも、

村上春樹の小説は、

「音を聴くみたいに、どんどん読んでいけた」

・

・

そうやって、

いろんな小説や、エッセイ、

ノンフィクションや、漫画や、映画。

いろんな媒体を吸収していく上で、

「名言」に近いけど、

『名言とは、言えんなぁー』的なモノが

出てくるようになりました。

・

・

あらー、どうしましょう。

と、いうことで

「せっかくだからメモを残しておきましょう」と、

12800枚ぐらい

書きました。

・

・

ちゃんちゃん。

・

・

1万枚ぐらい溜まってくると、

アレ！？

これって、多いのかもと

名古屋の

東海通り沿いにある

三洋堂書店で、

手に取った国語辞典が

3万語収録！

って書いてあったので、

・

あー。

これ、辞書でいっか。

と、いうことで辞書と名乗ってます。

・

・

#辞書#舟を編む

【辞書をつくる】

・

・

ヘンテコな物を作ったら、

そのヘンテコな物を説明するのは、

作った人の務めだと思う。

・

・

結構、勘違いされている人も

多いところから説明する。

・

この辞書は、

自分が考えて、いいなあコレと、

思った言葉は、一つも載せていない。
・
（今、書いている第2版は全て引用）

・

・

そこには、必ず

「誰かのことば」を載せている。

できれば、どの本の何ページかまでを

載せている。

・

・

「ある人がこう言った。」と、

誰かが、言うとき

本人が言ったのと、

本人が書いた小説の登場人物に言わせているのとは、

ちょっと違う。

・

後者には、

きっと、ある一場面の限定されたシーンにのみ

その哲学や考え方を述べている時もある。

・

・

その前後には、

ほんとうに言いたいことや、

ほんとうは言いたくないことが隠れている。

・

・

その言葉に興味を持った人が

その真相に辿り着きやすいように

・

・

・

伊坂幸太郎

『グラスホッパー』p.50

・

「さっさと逃げろ。で、明日、金を取りに来いよ」

「分かってるって。うるせえな」

「ジャック・クリスピンも言ってるだろうが。

『やったら、逃げろ』」

「おまえはそいつの言葉を借りねえと、

喋れねえのかよ」携帯電話を捨てたくなる。

「仕方ねえだろうが。

俺の言いたいことは、全部、

ジャック・クリスピンの歌詞に

載ってるんだからよ」

・

・

・

・

【辞書を作るということ】

・

「季節」

①気象台の科学的基準によって

やってくるのではなくて、

年中行事によって

心の折り目がつけられると、

それとともにやってくるのである。

伊藤ていじ「日本デザイン論』p.194

・

日本には、四季がある。

その特別な、期間は、

「行事」に軸足を置いて

巡り、巡ってくる。

・

寒いから、冬ではなく、

餅を食べるから、冬である。

・

暑いから、夏ではなく、

スイカを食べるから、夏である。

・

ふぇー。

伊藤さん、言うねー。

・

ただ、年中行事を

まるでしなくなった

時期を振り返ると、

わからなくもない心境だとも思う。

・

・

新明解国語辞典によると

『季節』は、

春、夏、秋、冬に分けた、それぞれの期間。

と、書いてある。

・

コレって、栄養はあるけれど、

美味しくないサプリメントみたいで

つまらない。

・

・

言葉を知るというのは、

その文字に含まれる

「美味しさ」を感じることだと思う。

・

その美味しさは、

ゆっくりと、味わい、

丹念に噛み砕き、

新たな発想を受け入れ

体内に染み込ませていくこと。

・

うまく言えないけれど、

・

意味だけでは、足りない。

そして、

意味を深めていく行為には、

あらゆる視点や、たくさんの考え方を

知っていくことにあると思う。

・

・

○ ・・絵のことを話す。・・

○

・

・

絵のことを話す。

・

・

自分は、自分が好きな絵を描いている。

・

誰かや、買う人のことを考えて

描いてはいない。

・

・

それは、

誰かや、買う人のことを考えて

描くには、時間がないと思っているから。

・

・

自分が楽しみな絵を描いている。

完成が待ち遠しい絵を描いている。

・

あんまり考えていないし、

多分、結構考えてもいる。

・

自分の強みや弱み、

できることや、できないこと。

・

それらを踏まえて、

届きそうな芸術を描いている。

・

4日前まで、

休みなくクッタクタになるまで工場で働いて、

今は、手首や指が変になるくらい描いている。

・

こんな風になるとは、

考えてなかった。

10年前には、予測していない。

・

だけど、

今は、一生懸命、向き合えるものがある。

それは、仕事と同様に

幸せなことだと思う。

・

人並みな幸せは

手に入らないかもしれないけど。

・

僕は、今、楽しく過ごしている。

お盆というのは、

亡くなった人たちが

家に帰ってくる日と言われている。

・

・

最近、

友達が死んだ。

とても、楽しく才能に溢れた人だった。

もう少し、遊んでおきたかった。

・

僕は、その人の分も生きることは、できない。

自分の分を、それなりに生きることしかできないと思う。

・

ただ、その人のことを

思い出し、懐かしみ、まぶたの裏側に

イメージすることは、できる。

・

・

僕の絵は、

売れない。

ただ、芸術でありたい。

・

・

彼のためにも、自分のためにも。

・

・

#お盆 #イメージ

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○ ・・・・道のとちゅう・

○

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道のとちゅう

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小さな部屋で、静かに羽ばたく

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ひかりのつばさ

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