雰囲気のあるおしゃれな部屋には照明が欠かせません。インテリアの印象を決めると言ってもいい重要なポイントです。でも、いざ照明をつけるとなると、「配置のバランスは？明るさはどれぐらいがいいの？」など、迷う方もいるはずです。今回は、初心者でもすぐにインテリア上級者に近づけるコツを紹介します。

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照明は光と影の対比が大切！

レストランやホテルなどに行って「素敵な場所だな」と感じたことはありませんでしょうか？おしゃれな雰囲気を演出するお店には、照明が大きな役割を果たしています。

 

どれも共通しているポイントは、「明るい空間」「暗い空間」の対比を作っていることです。光と影のバランスを作ることで、高級感を感じることができ、また、空間に奥行きがもたらされるので、開放感のあるリラックスした空間を作り出すことができます。

照明で部屋をおしゃれにするポイント

照明の光と影のバランスを組み合わせることで、おしゃれな空間を演出することができます。ここからは照明の種類や配置など、おしゃれにする具体的なポイントとコツを紹介します。

多灯照明で部屋をデザイン

一般的な部屋の場合、天井にシーリングライトが1灯だけのケースが多いでしょう。しかし、これだけだと寂しい空間になってしまいがちです。おしゃれなインテリアにするポイントは、1つの部屋に複数の照明を配置する「多灯照明」がおすすめです。一見、配置が難しい印象もありますが

 

・テーブルの上にペンダントライトを吊るす

・ソファの側にスタンドライトを置く

・リビング奥をソケットに付けた裸電球で照らす

 

などで、部屋全体にメリハリをつけると、光と影のバランスによって立体的な空間と奥行きを生み出し、センスのあるおしゃれな部屋が演出できます。

照明の高さもおしゃれにするコツ

同じ明るさであっても、照明を照らす高さを意識するだけでグッと部屋のおしゃれ度はアップします。また、照明の高さによって心理的な効果がもたらされます。

 

・高い位置の照明：気分が高まり行動的になる

・目線と同じ高さの照明：開放感を感じて落ち着きをもたらす

・低い位置の照明：リラックスできる

 

照明の高さも多灯照明と同じく重要なポイントです。部屋の役割に応じて照明の高さを変えれば、おしゃれにするだけでなく、空間に様々な表情を加えることができます。

インテリアの側に照明を置く

家具や観葉植物など、お気に入りのインテリアの側に照明を置くのもおしゃれにするコツです。光を色々な方向から当てると、インテリアの存在感を際立たせる効果があります。

部屋別に紹介！照明でおしゃれにするコツ

部屋に応じて照明を配置する場合、どんな照明を選べばいいのでしょうか？リビング・ダイニング・寝室、3つの部屋について選ぶポイントとおしゃれにするコツを紹介します。

リビングは主照明と補助照明を組み合わせる

リビングでは主照明の「ダウンライト」「シーリングライト」を選び、補助照明には「フロアスタンド」「スポットライト」「ブラケット」を選びましょう。朝と昼は主照明で部屋を明るく照らし、夜は主照明を抑えて補助照明を照らします。日中と夜で2つの表情を作り出せるので、過ごしやすく落ち着いた空間を演出できます。

ダイニングはリラックスした雰囲気を演出

食事をするダイニングには「スポットライト」「ペンダントライト」がおすすめです。コツとしては、テーブルの真上に吊るすと明るさが増すので、気分を高めたりリラックスした空間を作れます。また、温かみのあるオレンジの照明を配置すれば、料理の見栄えも良くなり食事がより美味しく楽しい時間となります。

寝室は光の高さが肝心

寝室には「フットライト」「スタンドライト」が向いています。寝室はくつろぐ空間なので、光でまぶしくならないように、照明の高さを低い配置にするのがコツです。光の色も安らぎを与えるオレンジにすると安眠できる空間を作れます。

まとめ

照明は部屋のインテリアをおしゃれにするために重要な役割を果たします。ポイントとコツは、多灯照明と空間の雰囲気に合わせた配置です。また、照明には心理的効果もあり、照明の種類や部屋に合わせたデザイン作りで、快適に暮らせる空間を作り出すことができます。おしゃれな部屋にしたい、過ごしやすい空間にしたい方は、今回の内容を参考にしてインテリアの計画に役立ててみてください。