子供が小学校へ入学する時の大きな買い物といえば、やはり学習机ではないでしょうか？特に子供が左利きの場合、どのような点に注意して購入したらよいのか、悩むことが多いようです。最近の学習机はさほど気にしなくてもいいように様々な工夫が凝らされていますが、少しでもよい環境で勉学に励んでもらいたいご両親にとっては、かなり重要な問題になります。

 

そこで今回は左利きの子供に学習机を購入する際の選ぶポイントについてお話していきます。これから購入を検討される、左利きのお子さんをお持ちのご両親はこの記事をぜひ参考にしてくださいね。

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左利き用学習机はある？

左利きの子供には左利き用の学習机を購入しなければならないと考えている方もいらっしゃるようですが、最近の学習机は右利きでも、左利きでも使いやすいようにあらゆる工夫が施されています。

 

しかし、メーカーによって機能が違い、場合によっては左利きだと使いにくいことも。例えば、上置きの右の部分に扉があったりすると、左利きの子供は圧迫感を感じてしまい、勉強に集中できなくなってしまう場合があります。

 

また、片袖机で右側にしか袖引出しが取り付けられないものや電気スタンドが左側にしかセットできないものも、左利きの場合は不便さを感じるでしょう。少しでも快適に勉強してもらうためには、どのような机が左利きの子供にとって使いやすいのかを予め把握しておく必要があります。

左利きの子供に学習机を選ぶポイント

子供が左利きでも勉強に集中できるような学習机を選ぶためには、抑えておきたいポイントがいくつかあるので、ここで詳しく解説していきます。

袖引出しは移動式のものを選ぶ

左利きの子供に学習机を選ぶ際には、袖引出しがワゴンタイプになっているものを選びましょう。袖引き出しが左右どちらにも移動できれば、右利きであろうが左利きであろうが不自由なく使用できます。通常左利きの場合、袖引き出しも左側についているほうが使いやすいと考えるのが一般的ですが、子供によってはペンを左手で持ったまま引出しを扱えるので、右側にセットしたほうが良いと考えることもあります。

 

実際、最近の片袖机は左右どちらでも袖引き出しが取り付け可能ですが、手軽に、そして自由にレイアウトできるワゴンタイプのほうが喜ばれる可能性が高いです。

上置きの形状をチェックする

学習机を選ぶ際に気を付けたいのは、引出しよりもむしろ上置きの形状です。例えば左利きの子供の場合、上置きの右上あたりに扉などが付いていると圧迫感を感じ、勉強に対して嫌なイメージを持ってしまうことも。

 

また、上置きの形状の関係で左側にしかライトを設置できないとなると、子供が左利きの場合、手暗がりになってしまいます。ライトを中央や右側にも取り付けられる形の上置きが、明るさを確保するうえでは好ましいです。

本体引出しは左右対称のものを選ぶ

学習机を選ぶ際に必ずチェックしてもらいたいのが、本体についている引出しの左右のバランス。並列した2つの引出しが本体についている場合、左右対称な形をしたものが最もよいでしょう。例えば左利きの場合、右側の引出しの比率がかなり大きいと、本体引出しがかなり扱いにくいかもしれません。少しでも快適に学習してもらうためにも、本体引出しの形は購入前に必ずチェックしてください。

設置の際は窓の向きにも配慮を

学習机を設置する際は、窓が子供の利き手の反対側にくるようにするとよいでしょう。例えば左利きの場合、窓が同じく左側にあると自らの頭や背中が光を遮り、手暗がりになってしまいます。学習時に光がいっぱい取り込めて明るいイメージを演出できれば、それだけでも子供が積極的に学習机に向かってくれる可能性は高まることが期待できます。どうすれば机周りの環境を明るくできるのか、いろいろと工夫してみて下さい。

まとめ

左利き用の学習机というのは現在あまり見かけませんが

 

• 袖引き出しは移動式のものを選ぶ
• 上置きにあまり圧迫感がなく、ライトが自由に設置できるものを選ぶ
• 本体引出しは左右対称のものを選ぶ

 

これらを意識して選べば、子供が左利きでも快適に勉強できるでしょう。また、部屋に設置する際は窓の向きにも注意してください。光をいっぱい取り込んで、明るい勉強部屋を演出しましょう。