TADAHIRO KANDORI(タダヒロ カンドリ) TADAHIRO KANDORI(タダヒロ カンドリ)では本好きアーティストによるインテリア雑貨を販売しています。人気小説から受けた発想を元にデザインした掛け時計の他、読書家の方に向けた浮かぶように本を飾れるおしゃれな本棚、左利きの方におすすめの書斎デスク等、人生を変える一冊の本のように心に残るデザインをお届けします。

溶け込むようなデザインを

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説明

作品紹介 【White night】

 

1.なぜ今回こちらの作品を作ろうと思ったのですか? 

 

 

村上 春樹の著書

『ねじまき鳥クロニクル』の

言葉が心に残り、

テレビドラマである『白夜行』を

全て見終わった後

何かを表現したくて

いてもたってもいられなくなり、

この時計の

創作へと進んでいった。

時間に対して

感覚的に共感できる

村上春樹の世界観。

日の落ちない夜。

行き場を失う感情。

昼の光の中、暗闇を生きていく。

切なくて、冷たく、どこか温かい。

そんな時間軸を

ねじ曲げた空間に、

「自由」と「遊び」を

僕のessenceとして落としていった。

 

 

2.作品ひとつひとつの説明をお願いします。 

 

 

夢中になり、感性に全てを預け、

手を動かしていくなか、

直感の裏側で、調和を意識した。

白い壁の部屋の中、主張の強い

「数字」や「色彩」は使用を控えた。

勝手な持論だけれど、

家具というのは、

生活に添える部分であり、

全体ではない。

なので、部分として

調和のとりやすい

色彩を目指した。

壁であり、絵のような、

それでいて、時計の針は静かに回る。

白い夜空を

瞬く光る星をイメージしながら

作っていった。

時間という一般的に

信じられ、共通して認識されている

イメージが強い素材。

ただ、その漠然とそうだろうと

されているイメージに首を傾げる人も

また、多いのも「時間」という特徴。

その時間を計測する時計。

そういった「時間」という概念に対して

誠実に向き合いながら、作っていった時計。

 

 

3.制作する際に気を使ったことは何ですか? 

 

 

「やり過ぎない」ことを意識した。

むしろ、何か足りないと感じるように。

日本の美学には、

「侘び寂び(わびさび)」という感性がある。

侘しさや、寂しさ。

僕の一つの解釈として、

『なにか足りないけれど』

というイメージを意識しながら、

製作に手を進めた。

 

 

4.この作品、アート活動を通じて見る人々に何を伝えたいですか?

 

きっと時間というのは

ABCDと

順番に流れていくものじゃなくて、

てきとうに

あっちに行ったり

こっちに来たり

するものなんですね。

村上春樹

『ねじまき鳥クロニクル』

第3部

鳥刺し男編

p.237

 

時間の概念、

全体の調和、

日本の侘び寂び

この商品が紹介された特集

本好きアートなインテリア TADAHIRO KANDORI(タダヒロ カンドリ)

TADAHIRO KANDORI(タダヒロ カンドリ)

TADAHIRO KANDORI(タダヒロ カンドリ)では本好きアーティストによる
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掛け時計の他、読書家の方に向けた浮かぶように本を飾れるおしゃれな本棚、
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屋号 TADAHIRO KANDORI
住所 〒466-0053
愛知県名古屋市昭和区滝子町18-15
営業時間 10:00~19:00
定休日:土日祝
代表者名 神鳥忠央(カンドリタダヒロ)
E-mail info@t-kandori.com

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